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買取実績
和紙、宣紙
2020.04.15

和紙の買取り/千葉県千葉市/半紙/画仙紙

和紙の買取り/千葉県千葉市/半紙/画仙紙
和紙の買取り/千葉県千葉市/半紙/画仙紙
買取品目和紙、宣紙

書道具買取り専門の「すみのあと」です。千葉県千葉市より和紙の買取りのご案内です。千葉県千葉市は千葉県の真ん中に位置し四街道市、習志野市、佐倉市、八街市、市原市、茂原市などに接しており当社も硯、掛軸などの買取、査定の仕事で伺う地域でもあります。千葉市は千葉駅を中心に東京都心から20㎞前後の距離に位置し東京への通勤者も多くまた千葉港を擁する港湾都市でもあります。

そういった千葉市から査定、買取りの対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取りとなりました。東京へ通勤する傍らご趣味で書道をされていた書道家の方でした。硯、墨、筆、和紙などの文房四宝はご自身の練習用のものとして所持されており水滴、文鎮、硯箱などの書道用品も整頓された状態で保管されておりました。茶道、香道の世界でもそうですが「道」の文化を邁進する方がらは道具を大事にする傾向が強いですね。

 

画像の和紙は和紙や唐紙など様々です。我々が目にする和紙といえば書道の義務教育で扱った半紙が目に浮かびますが半紙は和紙を裁断した大きさの規格により決定されるものであり25センチ×35センチ程度に裁断されたものを指します。半紙は明治時代から習字用によく使用されており現在も義務教育の現場で目にします。

書道家が主に使う和紙は日本四大紙といわれる岐阜県の「美濃和紙」福井県の「越前和紙」高知県の「土佐和紙」鳥取県の「因州和紙」などが有名なところです。和紙は1000年以上の歴史を持つものが多く日本各地で生産されており海外でもその柔軟さと頑丈さは高く評価されております。他には中国の安徽省で生産されている紅星牌を始めとした唐紙は多くの書道家にとって珍重されてきた歴史もあります。

 

今回御相談いただいた御遺族の方はこのような和紙の歴史をご存じなかったので説明させていただきました。いざ売るとなりますと大量生産品である以上、和紙の内容にもよりますがある程度の数があったほうが売りやすい面もあります。和紙に限らず墨、筆にも言えますが書道用品は消耗品でもありますので単価がそこまで高くない、という一面と書道家作品、古美術品に比して一点ものではない、という面も高く売るには難しい面もあります。買う時は高くとも売るときに査定額が思ったほどにならないことがよくあるのはこういった背景があります。しかしながらこういった書道具は消耗されていくものですので需要は確かにあるのも事実です。書道具や骨董品、茶道具は価値がわかる方に受け継いでこそ、その物や所持されていた方も喜んでくれると信じております、たとえ消耗品であっても欲しい人、需要があるものには価値があります。ご自宅にある価値がわからない書道具、宣紙、和紙等がある場合はよくあります。そういった時はぜひご相談いただければと思います。ありがとうございました、次世代の書道家に繋いでいきたく思います。

 

 

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