硯箱(輪島塗)の買取/書道具/中野区
買取品目 | 書道用品(筆架、硯箱、水滴、文鎮) |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区 |
買取方法 | 出張買取 |
書道道具買取専門の「すみのあと」です。中野区より硯箱の買取のご案内です。中野区は東京23区内に存在し渋谷区、豊島区、新宿区などに隣接しており、35年以上硯、掛軸などの査定、買取をしています当社も呼んでいただける地域でもあります。中野区は戦前は東中野を中心に帝国軍人が数多く住んでいた歴史もあります。またこの時代の軍人は海軍、陸軍などで記念で配布する小道具に書道具が下賜されるときもあります。当時はそれだけ書道具が軍人、政治家にとって大切な道具だったということになります。当時の面影は警察学校跡地などで偲ぶこともできます。
そういった中野区から査定、買取の対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族の方との査定となりました。軍人の方が退役後書道をたしなんでいたようです。硯、墨、筆、和紙などの書道具はご自身の練習用のものが多く書道書籍も書道全集などの書道の入門関係が多く愉しみで書道をされていた様子がご遺品から伝わります。また生前の交友関係の広さか文鎮、硯箱、水滴などは頂いたものが多かったようです。書道家豊道春海も僧侶でありながら書道家でしたが交友関係が大変広く軍人との交流も多いため軍人関係のお宅にお邪魔すると豊道春海の掛軸がかけられていることも間々あります。軍人の好きな書というと山岡鉄船や頭山満を思い浮かべますが書道家もこの世界とかかわりがある、という事実は興味深くもあります。
画像の硯箱は輪島塗になります。輪島塗は石川県の輪島市で生産される漆器類のことですが厚手の木地に糊を布で貼って補強するため見た目の美しさもありますが何より頑丈であることが人気の秘訣です。現在は三谷吾一、前大峰など人間国宝の作品も多くそういった作家作品は買取相場も安定した値段を維持していますがそういった作家はごく一部で土産物店などで売っている輪島塗は査定に出してもほぼ値段がつかないことも間々あります。この硯箱はそういった作家作品ではありませんが作風と状態の良さを評価して買取させていただきました。また硯箱は書道家にとって自身の文房四宝を預ける大切な道具でもあるので輪島の硯箱を所有している書道家の方も存外多くいらっしゃいます。
今回ご相談いただいたご遺族の方は輪島塗についてよくご存じなかったので説明させていただきました。輪島塗というとなんでも高値で売れそうな気がしますが実際は一部作家作品のみが高額買取されている現状があります。硯箱にかぎらず硯、墨、筆、和紙なども同様で値段がつくものとつかないものが出てくることは仕方のないことでもあります。当社は専門であるためそういった状況でも買取できるものをなんとかして探し出す努力はしております。ご自宅に眠っている価値のわからない書道具がありましたらお電話でもメールでもラインでもお気軽にご相談ください。
書道具買取専門「すみのあと」では書道具の買取を強化しております。
杉並区で創業30年!書道具買取専門「すみのあと」はこちらです
↓
店舗 書道具買取専門「すみのあと」
電話 0120-410-314
住所 東京都杉並区荻窪5-16-15 井上ビル2F
営業時間 11時~17時00分
電話受付時間 9時~20時(営業時間と電話受付時間は異なりますのでお気を付けくだ
さい)