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買取実績
書道用品(筆架、硯箱、水滴、文鎮)
出張買取
2020.09.20

水滴(急須)の買取

水滴(急須)の買取
水滴(急須)の買取
買取品目書道用品(筆架、硯箱、水滴、文鎮)
住所東京都文京区
買取方法出張買取
買取価格¥85,000

書道道具買取専門の「すみのあと」です。東京都文京区より水滴の買取のご案内です。文京区は豊島区、台東区、千代田区、新宿区などに隣接しており、35年以上硯、掛軸などの査定、買取をしています当社も呼んでいただける地域でもあります。文京区は江戸時代から武家屋敷も多く、護国寺などの寺社も建立されてきた歴史もあり文化度の高い街ともいえます。現在は都内でありながら東京ドーム、ラクーアなど広大な遊興施設もあります。

 

そういった文京区から査定、買取の対象となりました水滴があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取となりました。文京区でサラリーマン生活をされながら趣味の範囲で書道をされていた書道家の方でした。硯、墨、筆、和紙などの書道具はご自身の練習用の範囲で購入されていたものでしたが硯箱、水滴、文鎮などは書道家仲間からいただいたものも多かったです。残念ながら贈答関係はは査定、買取が難しいことも多いです、やはり大量生産品であるうえに配りものであれば物自体の値打ちは非常に低くなります。そういった中でも画像の水滴は時代のある出来の良い古美術品でした。

 

画像の水滴は中国の孟臣という作家が製作した書道具ですがもともとは煎茶道具の急須です。煎茶とは茶道に比べて一見聞きなれない用語ですがこれはこれで大変格調の高い文化でもあります。元来は明時代に中国から渡来した隠元が広めた喫茶の一種です。その後高遊外(芝山元昭、売茶翁)が中国の茶風を広め、田能村竹田、頼山陽などの文化人に広がりを見せます。そのような背景のある煎茶道ですが当然茶道、書道をたしなむ人にも影響を与えているのではないでしょうか。

 

古くから茶道には「見立て」という考えがあります。見立てとはある物を本来あるべき姿ではなく全く別のものとして見たり、扱ったりすることを指します。本来は漢詩で使われたいた用語ですが千利休は「見立て」を茶道の道具に置き換え海外のガラス製品や南方の土器などを茶道具として見立て使用します。こういった思想を書道に転じれば「急須」を水滴として見立てることも可能です。おそらく所持されていた方は煎茶、書道に通じており一つの道具を様々な扱い方をしていたのかもしれません。こういった道具を大事にする姿勢は日本人ならではの発想でもあり大変好感が持てます。

 

今回ご相談いただいたご遺族の方はこのような水滴、急須の背景をご存じなかったので説明させていただきました。水滴に限らず硯、墨、筆など書道具は一見しただけではどれが価値があってどれが価値がないのがわかりづらい一面があります。また作家作品である場合作家としての値打ちも十分あります。水滴も作家の作品と大量生産品では査定額に大きな差がでます。そういったときは30年以上の査定、買取をしております当社にお任せください。当社は他にも遺品整理、終活、蒐集品の査定など幅広く対応しております。ご自宅に眠っている価値のわからない書道具がありましたらお電話でもメールでもラインでもお気軽にご相談ください

 

書道具買取専門「すみのあと」では書道具の買取を強化しております。

 

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