0120-410-314
買取実績
書道用品(筆架、硯箱、水滴、文鎮)
出張買取
2019.12.02

水滴の買取/杉並区

水滴の買取/杉並区
水滴の買取/杉並区
買取品目書道用品(筆架、硯箱、水滴、文鎮)
住所東京都
買取方法出張買取
買取価格¥20,000

書道買取専門の「すみのあと」です。東京都杉並区から書道具(水滴)の買取、査定のご案内です。杉並区は東京都23区内に属し渋谷区、中野区、練馬区、三鷹市世田谷区に隣接し荻窪駅そばで35年以上硯、掛軸などの査定、買取をしています当社もよく伺わせていただく地域でもあります。杉並区は歴史的にも武蔵国の一部ではありましたが城下町ほどの近さではありませんでした。しかし幕府領は多く中野村、高円寺村など12村を数えており旗本領も和泉村、上井草村など7村ありそのまま現在の地名につらなっているところが歴史の連続性を感じさせる点でもあります。また戦前には多くの文化人が移り住み別荘地としての様相も呈しており多くの文化人が移り住んだことでも有名です。往時は恐らく緑も多く農村も多かったため新興住宅地のラッシュと重なっていたのかもしれません。

そういった杉並区から査定、買取の対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取となりました。西荻窪駅周辺で書道関係の仕事をされていた方だったようです。往時は高度経済成長期で書道教室も多く書道関係の仕事も大変賑わっていた時代があります。そういった時代の中、硯、墨、筆、和紙などの文房四宝を扱う卸業者も多くいました。また展覧会などの企画展を手がける企業も数多く存在しそういった企業とタイアップした本屋が展示会をしていたようです。またそのような仕事を続けていく中で書道具に関心を持ち書道具を気に入って購入される方も数多くいたはずです。買取の仕事をしている性格上数多くの書道家の方のお家にあがらせていただきましたが明らかに未使用の水滴が数多くある場合が存外あります。恐らく書道関係の卸業者につきあいで購入されていたのかと思われますが高名な書道家の方であればそういった「お付き合い」も多分にあったことかと思われます。有名人は得する面もありますがなかなかに苦労をしょい込むことも多そうですね。画像の水滴は正確には煎茶道具かと思われますが書道家の方が見立てると書道具の水滴にもなりえる代物です。こういったことは存外あり硯箱や水滴、文鎮などの書道具だけでなく茶道具の世界でも甕として製作されていたものも大きさによっては水指として見立てられたりしていたことと似ているかもしれません。このような「見立て」という概念は世界中でも特に日本は強いですね、恐らくものを大事にする再生産の文化が脈々と受け継がれてきたことの証左かもしれません。八百万の神という概念がありますが日本人は本来生命のない自然信仰に生命を見出す感覚が強くそれがものを大事にするという感覚まで昇華されたのかもしれません。

水滴に関しては中国のものが割と多く見受けられ清朝期の水滴は味わいもよく鑑賞陶器として現在も人気があります。特に中国宣興で製作された水滴(急須)は古い物であれば高額査定も期待できます。中国は煎茶の国でもありますので煎茶道具や急須も根強い人気がありますね。また水滴は大きさによって硯滴、水注など呼び名も様々で水滴ひとつとっても様々な角度から研究できます。日本の作家でも水滴や文鎮など書道具を製作する作家が数多くいました、特にバブル期はブロンズの製作で有名な北村西望も文鎮や水滴などの小品も多数制作しており多くの書道家の方が所持されています。往時はこういった書道具も日本中の工芸作家が製作しており現在も至るところで目にすることができます。作品を売る際には大きいものより小さいもののほうが売れやすいからかもしれません。そういった意味で書道具は小さいものが多いのでつい買いすぎてしまいそうな気もしますがそれはそれで日常の書道生活の楽しみになったことかもしれません。購入されていたコレクターや書道家の方は愉しみだったかと思われます、しかしながら興味、関心のないご遺族の方にとっては売っていいものなのか?あげていいものなのか?処分していいものなのか?わからないことが多々あります。当社では生前整理、遺品整理、コレクションの整理から終活、現在所持されている書道具の査定まで幅広く承っております。ご自宅に眠る硯、水滴などの書道具がありましたらお気軽にお問合せください。今回は書道家の使い込まれた水滴をありがとうございました、使われていた方の歴史を感じさせていただきました、水滴の口が鉄砲口なところも愛らしく手もとに置いておきたくなる書道具ですね。次世代の書道家に繋いでいきたく思います。

 

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