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買取実績
出張買取
2020.06.22

澄泥硯の買取/川西市

澄泥硯の買取/川西市
澄泥硯の買取/川西市
買取品目
住所兵庫県川西市
買取方法出張買取

書道道具買取専門の「すみのあと」です。兵庫県川西市より澄泥硯の買取のご案内です。川西市は大阪府との県境に位置し宝塚市、伊丹市、池田市、箕面市、能勢町などに接しており30年以上硯、掛軸など書道具を中心に買取、査定をしています当社も呼んでいただける地域でもあります。川西市は歴史も深く弁慶との主従関係で数々の逸話がある源義経、鎌倉幕府を開いた源頼朝らを輩出した清和源氏の拠点でもあります。また6世紀前半には古墳群もあり多くの土器も出土されており骨董、茶道具、書道関係の道具を所持している方も多く、買取業者が呼んでいただける地域でもあります。

 

そういった川西市から査定、買取の対象となりました硯があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取となりました。川西市で公務員をされながら空いた時間で書道をされていた書道家の方でした。遺品である硯、墨、筆、和紙などはご自身の練習用に購入されたものが殆どですが他には源義仲のブロンズが飾ってあるあたりはさすが川西市といったところでしょうか、川西市駅前にも同型のブロンズがあります、恐らく地元では英雄ではないでしょうか。他の書道具は文鎮、画仙紙、硯箱などがありましたが多くは贈答関係で頂いたものになります。書道家は多くの交流を持つことが多くお互いの展覧会、個展などに出展し関係を深めていくことがよくあります。豊道春海などは僧侶でもあったため寺社関係のつながりも多かったようです。横のつながりの多い書道家は多くの書道具を所持していることが多い、ということにもなります。

 

画像の硯は澄泥硯で中国の硯になります。中国4大硯のひとつであり往時は端渓硯などと同様、大変な人気を博しました。澄泥硯は実は材質がなにで出来ているかよくわかっていない、という和硯、唐硯を含めても珍しい論争が長年の間に渡り行われてきました。私も知り合いの業者の方が澄泥硯は名前が指すように泥でできている、と言っておりましたし多くの方はそう信じて居るようですが近年では石が原料であることが証明されております。古澄泥硯などを見ますと確かに泥っぽい質感は感じますが当時の技術で泥を焼成する高度な技術は存在しようがない、という点が大きな理由であります。

また澄泥硯は往時に比べて価格の下落も大きく、硯を売りたい方にとっては難しい古美術品でもあります。

 

今回御相談いただいた御遺族の方はこのような澄泥硯の背景をご存じなかったので説明させていただきました。書道具は硯に限らず墨、筆、和紙なども時代のあるものとないものによって大分査定額が変わります。特に今は書道、茶道などをやめる方も多く数ある品々を売却したい方からよく相談をいただきます。こういった判断の難しい硯などがもしございましたらお気軽にご相談ください。当社は他にも遺品整理、終活、蒐集品の売却などに対応しております。御自宅に眠っている価値の分からない書道具がありましたらお電話でもメールでもお気軽にご相談ください。

 

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