いつもお世話になっております。銀座で創業40年！書道具買取専門すみのあとです。

神奈川県鎌倉市より硯墨の買取のご案内です。鎌倉市は横浜市、藤沢市、逗子市に隣接しております。神奈川県鎌倉市は歴史も深く12世紀末から14世紀初頭にかけて、日本の政治の中心として栄えた鎌倉幕府の所在地です。源頼朝が開いたこの幕府は、日本に武士政権を確立し、政治・軍事の中心地としての歴史的価値を持っています。

また鎌倉市は、京都、奈良と並ぶ日本の古都として、数多くの文化財や寺院、神社が集まる場所です。鎌倉大仏（高徳院）、鶴岡八幡宮、円覚寺、建長寺などの名刹が存在し、仏教文化や神道文化の中心地としての役割を果たしてきました。そういった地域では硯、墨、筆、書道紙などの文房四宝も古いものが多く買取、鑑定、査定業者は何度も足を運んできた歴史があります。また禅宗文化の発祥地として鎌倉は、禅宗の寺院が数多く存在し、禅文化が根強く残る都市です。鎌倉五山（建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺）など、禅宗寺院が立ち並び、修行や精神的な安らぎを求める場所として今でも多くの人が訪れます。そういう地域では仏像、仏教関係の骨董品も多く時代の古い骨董品は高価買取が臨めます。地域も鎌倉幕府が存在しただけあり、背後に山を抱え、前面には相模湾が広がる自然に恵まれた地形です。この自然環境は古くから人々に愛され、寺院や神社が自然と一体化する形で設置されてきました。特に寺院の庭園やハイキングコースなど、自然と文化が調和した景観が魅力です。

そういった文化度の高い鎌倉市から買取、査定の対象となりました書道具は硯墨です。書道をされる方はまず最初に硯、墨の順番で買い求めるのではないでしょうか？

また硯は中国から発生しておりますが機能面だけでなく見た目の美しさに惹かれる書道家、コレクターも多いです。機能的には硯の表面は緻密で滑らかに作られており、墨が均一に磨れるようになっています。適切な摩擦が生まれることで、墨がしっかりと溶け、滑らかに筆を滑らせることができる美しい墨ができあがります。水分調節ができ、硯の設計は、墨を磨る部分（墨堂）と水をためる部分（海、墨池）に分かれており、墨の濃淡を自由に調整できる点が魅力です。これにより、書道や絵画における表現の幅が広がります。材質は硯は主に石で作られますが、その石材には種類があり、たとえば中国の端渓硯（たんけいけん）や日本の雄勝硯（おがつけん）など、それぞれ独特の風合いと質感を持っています。石の質感や色合いが墨との相性を左右し、職人の手によって選ばれた石材は、長く使うほどに味わい深くなります。和硯では山梨県の雨畑硯が有名ですね、山梨の作家でありながら日本一の硯作家の呼び声も高い雨宮静軒の製作した硯は買取現場でも高価買取が臨めます。

買取り、鑑定価格としては中国の端渓硯は100円～10000円前後が多いですがこれは戦後に製作された新硯と呼ばれるものが多いからです。古硯であれば10000～500000位と幅も大分あります。まずは石の質が高いか製作者が著名であるか伝来品で箱書きがあるか？など様々な要素から鑑定することになります。鑑賞用の硯墨は彫刻や装飾が施されているものもあり、芸術品としての価値があります。特に伝統的な硯には、龍や雲、植物などのモチーフが彫り込まれたものも多く、美術品としても愛されます。これは硯に限ったことではなく多くの骨董品、書道で言えば水滴、急須も作家や緻密な彫刻、時代の古いものは古美術品として評価されます。

墨に関しては高品質な墨は、磨ることで美しい黒色を生み出します。墨の色はただの黒ではなく、光の当たり具合や紙質によっては、青みがかった黒や温かみのある黒など、微妙な色合いの違いを楽しむことができます。また濃淡を表現できる墨も大事です、多くの書道家作品には淡墨の技法を使う書道家も多く、特に手島右卿や井上有一などの前衛書道家に見られます。また墨は香りもよく個人的には好きな匂いですが伝統的な墨は松脂や油煙などから作られており、墨を磨る際に心地よい香りが漂います。この香りが精神を落ち着かせ、集中力を高める効果を持っているとされ、書道や絵画を行う際の精神的な体験を豊かにしてくれます。個人的にはお香に近い存在だと思っておりますが言いすぎでしょうか。また墨を磨る作業は、書道や絵画を始める前の重要な儀式の一環でもあり、精神を整える行為とされています。集中力を高め、心を静める時間を過ごすことができるため、墨は精神修養の道具としての価値も持っています。戦時中村上三島は空襲の中灯りひとつで墨を擦り続けた逸話がありますがこれもひとつの精神を高める行為なのかもしれません。

硯墨の買取、鑑定現場においては時代のある硯墨は注意が必要です。一見しただけでは古いか新しいか贋物かわからない書道具が多いからです。当店は創業40年の鑑定士がおります。ご自宅に眠っている価値のわからない硯墨や書作品、筆、和紙、書道用紙、水滴などがあればお気軽にご相談ください。

神奈川県鎌倉市周辺では神奈川県鎌倉市（稲村ケ崎・今泉・今泉台・岩瀬・植木・扇ガ谷・大船・大町・岡本・御成町・梶原・鎌倉山・上町屋・極楽寺・腰越・小袋谷・小町・材木座・坂之下・笹目町・佐助・七里ガ浜・七里ガ浜東・十二所・浄明寺・城廻・関谷・台・高野・玉縄・津・津西・手広・寺分・常盤・二階堂・西鎌倉・西御門・長谷・笛田・山崎・山之内・由比ガ浜・雪ノ下）、横浜市、逗子市、藤沢市、川崎市、相模原市、横須賀市、平塚市、小田原市、三浦市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢崎市、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市、葉山町、寒川町 、大磯町 、二宮町、中井町 、大井町 、松田町 、山北町 、開成町、箱根町 、真鶴町 、 湯河原町、愛川町 、清川村などにお住いのお客様には出張査定・出張買取り対応致します。

今回は鎌倉市の買取でしたが、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、まずはお電話かメールでお問い合わせください。簡単なヒアリングの後、訪問日時を調整させていただきます。

訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。保険証、運転免許証、パスポート、年金手帳などの身分証明書のご用意をお願いいたします。

書道具買取専門すみのあとでは全国出張買取、鑑定、査定はもちろん宅配買取や店頭買取も受け付けております。

硯、墨を売りたい方、書道作品を売りたい方、是非ご相談ください。

宅配買取の場合、着払いで送っていただいてかまいませんが、送られる前に必ずお電話にて宅配買取を希望される旨をお伝えください。

お品物が届きましたら、一つ一つ丁寧に査定して金額をお知らせいたします。

査定金額にご納得いただければ、ご指定いただいた銀行口座にお振込みさせていただきます。

店頭買い取り（ＪＲ有楽町駅から徒歩5分）は予約制になりますのでお越しになる前にお電話を頂ければと思います。

リサイクルショップに売る前、処分される前にご自宅に眠っている価値のわからない硯、墨、筆、和紙、唐紙、掛け軸、書道用紙、水滴、拓本、手本などの書道具がありましたらお電話でもメール、ラインでもお気軽にご相談ください。

また遺品整理、生前整理、お引越し、蔵の整理なども行っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。