硯の買取|杉並区|書道|墨|書道紙|水滴
買取品目 | 硯 |
---|---|
住所 | 杉並区 |
買取方法 | 出張買取 |
買取価格 | ¥30,000 |
---|
- いつもお世話になっております。銀座で創業40年!書道具買取専門すみのあとです。杉並区より硯(書道)の買取のご案内です。杉並区は中野区、渋谷区、世田谷区、練馬区、武蔵野市、三鷹市に隣接しており、文化度も高く杉並区は、阿佐ヶ谷や高円寺などのエリアに劇場やライブハウスが多く集まっており、若いアーティストやミュージシャンに人気の場所です。高円寺では毎年、阿波おどり祭りも開催され、地域の伝統文化を体験することができます。こういった文化はかつて杉並区は農村だった時代から別荘地に変貌した過去がありそういった中で多くの文化人が育った歴史も加味していると思います。硯、墨などの書道具を買取しております当店もなじみのある地域でもあります。また神保町ほどではないですが阿佐ヶ谷、高円寺、荻窪などのエリアには、小規模で独立系の書店や古書店が多数存在し、文芸好きな人々に親しまれています。また、著名な作家や詩人がかつて住んでいた場所でもあります。著名なところでは太宰治は一時期、荻窪に住んでいました。彼の作品にはその影響が見られることもあります。また太宰治の師である井伏鱒二も荻窪に住んでいました。彼は太宰治とともに荻窪の地を歩き、その地が作品に影響を与えたとされています。
そういった歴史文化のある杉並区から買取査定の対象となりました硯があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との買取、査定となりました。杉並区をはじめとした東京西部は文化人が多く絵画、書道、茶道などに精通した方も多いです。また茶道に比べ書道は硯、墨、筆、書道紙があれば始められますので敷居も割と低いですね。三島由紀夫も一時
高円寺に住んでおりその書作品には書道の影響が見られます、非常に達筆で買取り業界でも高額買取が期待できます。
今回買取りさせていただきました硯は中国硯ですが新端渓と言われる戦後の大量生産品に近い書道具です。古い硯ではありませんが硯は実用品でありながらも、デザインや彫刻が施された美術品でもあります。硯の形状や彫刻は、作り手の美的センスが反映され、機能を超えた芸術性を持っており、また新端渓硯は求めやすい値段であることから大量に購入される方もいます。買取価格としては500円~20000円前後かと思います。しかしながら採石場が老抗であったり彫刻が施されていたり作家作品の場合ですと高額鑑定が臨める場合もあります。
硯はその独特のデザイン性から収集の対象としても魅力があります。歴史的価値のある古硯から、現代作家の美しく彫刻された作品まで、幅広いバリエーションがあり、収集家にとって楽しみの一つです。特に、中国や日本の歴史ある硯はコレクターの間で高い評価を受けており、オークションなどでも高額で取引されることがあります。
硯の造形と水滴の関係も面白く墨を磨るには水が必要で、墨の棒を硯に押し当てながら、水を加えて磨り続けることで液状の墨が作られます。硯は、この過程で墨を効率よく磨り、適切な濃度の墨液を作るための道具です。そのときの使用される書道具が水滴です。水滴も作家作品などになれば高価買取が臨める書道具の一つです。
墨を磨る際には、水の量が非常に重要です。水が多すぎると墨が薄くなり、書く字が薄くなります。逆に、水が少なすぎると墨が濃すぎて筆が滑らず、書きにくくなります。このため、水滴を使って少量ずつ水を硯に注ぎながら、墨の濃度を調整します。そういう意味では書道具は相互に影響、補完しあっており、かつ無駄のない構成は見ていて歴史を感じます。
また硯は様々な方に愛されております。買取をしていてよく出会いますのが特別な贈り物として硯を購入する人もいます。硯は高級感があり、伝統文化を象徴するため、特に書道をたしなむ人への贈り物として人気があります。また、記念品や賞品として贈られることもあります。しかしながらそういった硯は買取、鑑定の場においては大量生産品に近い硯であるため値段がつかないことも多いです。
例えば書道や絵画の道具に対する関心が高い人たちも硯を購入します。文房四宝(筆、墨、紙、硯)にこだわる層は、特に質の高い硯を収集し、自分の書道や絵画の技術向上に役立てたいと考えます。書道家は硯を日常的に使用するため、質の高い硯、墨、筆、書道紙、水滴、筆架を求めます。特にプロの書道家や上級者は、墨を磨りやすい、品質の良い硯にこだわる傾向があります。また、書道を学ぶ学生や愛好者も、自分に合った硯を求めることが多いです。そうした気に入った硯で書道家作品を製作することは市場の喜びであると思います。
また硯はその美術的価値から骨董品のコレクターの中には、硯を美術品として購入する人がいます。歴史的価値のある古硯や、職人が手作りした精巧な硯は、茶道具や古美術の一環としてもコレクションされています。こうした層は、実用性だけでなく、デザインや希少性、歴史的背景にも価値を見出します。歴史的背景とは箱書きのある硯に見られますが乾隆帝の時代の箱書きがあったり著名な文化人、犬養毅などが所持していたなどの来歴がわかればそれはまた鑑定、買取の対象となります。
また書道家は「道」を究めるジャンルでもありますので瞑想や精神修養の一環として書道を行う人々も、硯を購入する層です。墨を磨る行為自体が精神統一の手段とされており、硯を使った書の作業を通じて心を落ち着かせたいと考える人々がこの層に含まれます。彼らは、手触りや質感の良い硯を求めることが多いです。これは茶道にも通じる精神かもしれません。
硯ひとつで色々考えさせられます、この度は貴重な硯を買取させていただきありがとうございました。
東京都杉並区周辺では杉並区(阿佐ヶ谷・天沼・井草・和泉・今川・梅里・永福・上井草・荻窪・久我山・上高井戸・高円寺北・高円寺南・清水・下井草・下高井戸・松庵・善福寺・高井戸・成田・西荻窪・西荻北・西荻南・成田西・成田東・浜田山・方南・堀ノ内・本天沼・松ノ木・南荻窪・宮前・桃井・和田)・世田谷区・渋谷区・中野区・練馬区・三鷹市・武蔵野市・井の頭駅近隣・吉祥寺駅近隣などにお住いの方に出張買取をさせていただいております。
書道具買取専門すみのあとでは全国出張買取、鑑定、査定はもちろん宅配買取や店頭買取も受け付けております。
硯、墨を売りたい方、書道作品を売りたい方、是非ご相談ください。
宅配買取の場合、着払いで送っていただいてかまいませんが、送られる前に必ずお電話にて宅配買取を希望される旨をお伝えください。
お品物が届きましたら、一つ一つ丁寧に査定して金額をお知らせいたします。
査定金額にご納得いただければ、ご指定いただいた銀行口座にお振込みさせていただきます。
店頭買い取りは予約制になりますのでお越しになる前にお電話を頂ければと思います。
リサイクルショップに売る前、処分される前にご自宅に眠っている価値のわからない硯、墨、筆、和紙、唐紙、掛け軸、水滴、急須、硯箱、書道家作品、手紙、消息などの書道具がありましたらお電話でもメール、ラインでもお気軽にご相談ください。
銀座「すみのあと」では遺品整理、生前整理、お引越し、蔵の整理なども行っておりますのでお気軽にご相談ください。
店舗 書道具買取専門「すみのあと」
電話 0120-410-314
住所 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス福神ビル6F
営業時間 11時~17時00分
電話受付時間 9時~20時(営業時間と電話受付時間は異なりますのでお気を付けくだ
さい)