書道本の買取/古今和歌集/世田谷区
買取品目 | 書籍、本、折手本、拓本 |
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住所 | 東京都 |
買取方法 | 出張買取 |
書道道具買取専門の「すみのあと」です。東京都世田谷区より書道本の買取のご案内です。世田谷区は東京23区にあり人口90万人を超え渋谷区、目黒区、大田区、杉並区、調布市、三鷹市などに隣接し杉並区で30年以上硯、掛軸などの買取、査定をしています当社も呼んでいただける地域でもあります。世田谷区はその土地広さ、人口の多さから以下の世田谷地域、北沢地域、玉川地域、砧地域、烏山地域に区分されております。ひとつの地域で23区内の人口規模を有する地域もあり非常に大きな区であることが伺えます。またかつては別荘地であった歴史もあり文化の高い街でもあるため古美術、茶道、書道などの買取、査定で呼ばれる業者も多いかと思われます。
そういった世田谷区から査定、買取の対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族の査定となりました。世田谷区でサラリーマンをされながら空いた時間で書道の書籍、本を購入されていた書道家の方でした。書道関係の書籍は往時は大変な数が講談社、小学館などの大手から二玄社、木耳出版社などに至るまで出版されていました。字典関係だけでも様々な種類が出版、販売されておりました、それだけ書道の人口も多く景気も良かったのでしょう。しかしながら時代の流れとともに現在では字典関係を売ることは大変難しくなっております。インターネットの出現により調べ物はスマホでできるようになってしまったのでわざわざ場所を取る全集を置く必要性がなくなったこともあります。そういった中でも画像の古今和歌集は書道家「飯島春敬」が編纂した書籍になります。
古今和歌集は平安時代の勅撰和歌集です。勅選とは天皇が自ら選ぶ、という意味で時の天皇醍醐天皇の命により編纂がなされた経緯があります。時の権力者が行う事業とは国家事業でもありますので相当大きな仕事でもあります。編者も紀貫之、紀友則など教科書で名前を見たことがある歌人でもあります。古今和歌集はそれだけ大きな仕事であり日本の「かな」を歴史に残そうという、強い意志があったからこそ成しえた事業でもあります。そういった古今和歌集は時代とともになんども出版され続けております。江戸時代の写本や明治期の木版画など各時代で人気を博し続けており現在はかな文字を扱う書道家が中心になっているのでしょうか。昭和以降の書道家の泰斗といえば日比野五鳳、手島右卿、西川寧らが昭和の三筆として名高いですが飯島春敬も日本書道美術院の会長をつとめる大書道家でもあります。飯島春敬は漢字系、かな系、というよりは近代詩文を土台にした具象作家ともいえるかもしれませんがこのような書道家が編纂した書籍は時代が経ってもその時代の象徴として名を残す可能性があります。
今回ご相談いただいたご遺族の方はそういった書籍(書道本)の背景をご存じなかったので説明させていただきました。書籍(書道本)は一見見ただけではどれが値打ちがあるかわかりづらいジャンルでもあります。汚い本、汚れてる古ぼけた本が実は江戸期の古今和歌集の写本であることもあります。書道関係の遺品を前にどうしていいかわからない方、またご自身が所持している書道具が売れるのか?売れるとしたらいくらくらいなのか?など悩まれる方も多いと思います。そのようなときは専門の当社にご相談ください。当社は他にも遺品整理、終活など幅広く対応しております、ご自宅に眠っている価値のわからない書道具がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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さい)