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買取実績
2020.05.27

墨の売却/世田谷区/書道具

墨の売却/世田谷区/書道具
墨の売却/世田谷区/書道具
買取品目

書道道具買取専門の「すみのあと」です。東京都世田谷区より墨の売却のご案内です。世田谷区は人口90万人を超え目黒区、大田区、杉並区、調布市、神奈川県川崎市など広範囲に隣接している地域があり30年以上硯、掛軸を中心とした買取、および遺品などの売却の相談を承る仕事ををしています当社も呼んでいただける地域でもあります。世田谷区は国道246号が横断しており車の交通量が多い街としてもしられており、電車同様バスの交通量も多い街として知られております。

 

そういった世田谷区から査定、買取の対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取となりました。御遺品である硯、墨、筆、和紙などは中国関係のものが多くやはり硯は端渓硯がありました。往時は端渓硯が大変な人気を博し全国のデパートを始めとした催事でかなりの新端渓硯が販売されており多くの書道家が自身の書道作品を製作する土台としておりました。また墨も同じく中国墨(唐墨)が多く、恐らく漢字関係の書道をされる方は唐墨の使用が多かったのではないでしょうか。時代のある墨は発色も能く書道家が好んでおり、書道家作品以外にも手紙、消息、葉書などに使われており文人などの遺した手紙は良い墨を使っていることがよくわかります。墨の値段も様々で売却する際に購入時の金額はおおよその目安にもなります。書道教室などで学童が練習用に使用する数百円の墨から墨運堂などが書道家に対して売っていた数千円の墨から一点数十万円の古墨から宋時代の古美術品の墨等値段が非常に幅広い点も墨の魅力でもあります、また使用すれば墨はなくなるものですので一定の需要は常にあるため墨の売却は硯、墨、筆、和紙の中でも最も需要が高い書道具と言えます。

 

画像の墨は唐墨です。墨も明時代、清時代に製作された古墨からその時代の墨匠である胡開文、曹素功などを模した倣古墨から日本の墨運堂、呉竹精昇堂などの著明メーカーまで様々な墨があります。日本の墨はあまり古墨を見かけることはありませんが実は歴史も深く奈良県は江戸時代においても墨の製作の中心地であり続けており現在でも日本の墨のほとんどが奈良県で製作されております。奈良時代から写経文化が広まりその際に墨の必要性が発生したことかそもそもの墨の歴史ですが、その後政治の中心地が京都、大阪、東京と移り変わっても墨の中心は奈良県であることがそれだけ歴史的遺産や寺社が多かったことの証左かもしれません。

墨の歴史はかように深いですが査定、売却の際は難しい面もあります。古墨の場合、明墨などは多くの古墨が現代写しである場合が多いです。骨董品にも言えますが墨も古い物は価値があり売却する際も高値で売れるため贋物が横行している一面があります。

 

また墨に限らず古端渓硯にも同じことが言えます、こういった難易度の高い書道具がご自宅にある場合は専門家を呼んで査定してもらうこともいいかもしれません。

今回御相談いただいた御遺族の方はこのような古墨の難しさをご存じなかったので説明させていただきました。古梅園、玄林堂などが製作している現代墨は定価があるため売却する際もおおよその目安がわかりますが古墨になるとまず真贋が問題になりますので買取業者も慎重になります。そのような時は買った場所、当時の領収書などがあると査定も期待できることもあります。御自宅に眠っている価値の分からない書道具がありましたらお電話でもメールでもお気軽にご相談ください。

 

 

書道具買取専門「すみのあと」では墨の買取を強化しております。

 

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