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買取実績
書籍、本、折手本、拓本
2019.08.23

書道本の買取/小田原市/書籍

書道本の買取/小田原市/書籍
書道本の買取/小田原市/書籍
買取品目書籍、本、折手本、拓本
住所神奈川県

書道買取専門の「すみのあと」です。本日は神奈川県小田原市で書道の買取、査定に行ってきました。小田原市は神奈川県西部に位置し中郡二宮町、南足柄市、中井町、湯河原町、開成町、真鶴町、足柄郡大井町に接し30年以上硯、掛軸の査定、買取をしています当社も呼んでいただける地域でもあります。小田原市といえば歴史ファンにとっては何よりも有名な北条氏と小田原城を抜きには語れません。関東出身の人間にとっては織田信長よりも悲運の北条氏に心情が寄り添います。また北条早雲から北条氏直までの5代の経歴も面白い話が多く小田原市に行った際には小田原城周辺を観光ついでに散策しております。また明治の廃藩置県以降も大空襲や小田原火災など度々悲運に逢う憂き目のある都市でもあります。

そういった小田原市から査定、買取の対象となりました書道具は書籍(本)です。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取となりました。小田原市で会社員生活を送りながら書道関係の書籍や茶道、骨董関係の書籍を買い求められておられた書道家の方だったようです。書道も茶道も文化事業ですので書道が好きな方は茶道も嗜む方もいらっしゃいます。恐らく「道」の文化は探求心の強い方にとっては愉しい時間なのかもしれません。私などは正座をするだけでも苦痛でしたがそこを乗り越える克己心がまた愉しみに繋がる人もいることかと思われます。そういった探求心の強い方は本好きな方が多く膨大な書籍を所持されているパターンが多いです、ご本人は愉しい時間ですがご遺族の方はどうしていいかわからない方が多いのも頷けます。

画像の書籍は「呉昌碩石鼓文西冷印社記」です。書道の世界で呉昌碩はトップクラスの知名度と人気を誇りますがその呉昌碩が初代代表を務めていた組織が「西冷印社」になります。西冷印社は主に篆刻中心の学術団体でもありますが出版事業、書道具の販売も手掛けており多くの書道家がそこで書道具を買い求めていた過去があります(現在でもそうです)。中国に書道仲間で行き、篆刻作品を見て書道具を買い求める時間があった時代は今の時代から鑑みますと隔世の感があります。ありがとうございました、次世代の書道家に繋いでいきたく思います。

 

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