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買取実績
書道家作品
出張買取
2020.05.23

書道家作品の売却/上田桑鳩/姫路市

書道家作品の売却/上田桑鳩/姫路市
書道家作品の売却/上田桑鳩/姫路市
買取品目書道家作品
住所兵庫県姫路市
買取方法出張買取

書道道具買取専門の「すみのあと」です。兵庫県姫路市より書道家作品の売却のご案内です。兵庫県姫路市は国際会議観光都市に指定されており時代のある街並みが残っており三木市、加古川市、たつの市、高砂市、市川町、備前市などに隣接しておりその周辺地域を含めた人口規模は70万人を超え30年以上、硯、掛軸などの書道具を中心とした買取、査定、および売却の相談を承る仕事ををしています当社も呼んでいただける地域でもあります。

 

そういった姫路市から売却査定の対象となりました書道家作品があります。画像の色紙は上田桑鳩が揮毫した色紙になります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、売却の相談となりました。硯、墨、筆、和紙などの文房四宝は中国関係の書道用品が多かったですが井上有一、上田桑鳩、宇野雪村など前衛書道家の書籍が多く、いわゆる西洋型の書道を好んでいた書道家の方なのかなと推察しました。また書道家作品もそれに準ずるものが多く、漢字、かな関係の書道もいいですが絵画的に表現される書道も鑑賞するには興味深いものかもしれません。

 

画像の書道家作品は上田桑鳩になります。上田桑鳩(うえだそうきゅう)は明治32年兵庫県三木市生れの書道家です。高校卒業後宝塚市で結婚し、その後全財産を破産する、という憂き目にあいながらも書道を志し比田井天来の弟子となります。その後金子鷗亭、桑原翠邦らと書道芸術者を興し、大日本書道院、奎星会を設立します。師匠の比田井天来がそうであったように交流関係も多く同じ弟子筋であった徳野大空、武士桑風などと多くの交流があり、また弟子には井上有一もおり、比田井天来の高弟ともいえる存在でもあります。また作品も時代を先取りするものが多く、常に議論の対象となっていたこともあり上田桑鳩が前衛書道家として世に知らしめた作品に「愛」がありますがその内容の抽象さ、難解さから日展の審査員であった松林桂月に激怒され日展を去る、という事態にまで発展します。当時伝統的な日本画が多かった日展からすれば上田桑鳩の書作品は常軌を逸脱するものだったのかもしれません。しかしながら現在上記の色紙、書道家作品を鑑賞しても全く古さを感じさせない作風は上田桑鳩だからこそ成しえた仕事でもあります。現在故郷の兵庫県三木市吉川総合公園では偉業を称えて「墨華香るまちフェスティバル」が開催されその一環として行われる全国の小中学生の書作品を集めた「みなぎの書道展」も開催されております。

 

今回御相談いただいた御遺族の方はこのような上田桑鳩の業績をご存じなかったので説明させていただきました。書道家作品は書で構成されるため見た目が華やかな油絵などと違い評価が難しい面も多分にあります。特に著明な書道家作品を売却したい、と思ってる方にとってはいくら位で売れるのか?いただきものでも値段がつくのか?書道家作品が売れるとしたらいくら位なのか?等々お悩みになる方も多いと思います。買取業者も様々ですが当社は書に関しては30年以上の経験があるスタッフがおります。御自宅に眠っている価値の分からない書道家作品、書作品がありましたらお電話でもメールでもお気軽にご相談ください。

 

 

書道具買取専門「すみのあと」では書道家作品の買取を強化しております。

 

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