吉田茂の手紙(書道消息)の買取|神奈川県大磯町
買取品目 | 消息、戦前絵葉書 |
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住所 | 神奈川県大磯町 |
買取方法 | 出張買取 |
買取価格 | ¥30,000 |
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今回は神奈川県大磯町で、この地と所縁のある吉田茂の手紙(消息)の買取をさせていただきました。
現代では手紙のことを「消息」と呼ぶ人はほとんどいなくなりました。
連絡が取れなくなることや所在が分からなくなることを「消息を絶つ」といいますが、この「消息」とは「手紙」のことを指す言葉でした。電話などがなかった時代には、手紙が唯一の連絡手段であり、離れた相手から手紙が来なくなってしまうと、相手の状況が全く分からなくなってしまうことから生まれた言葉です。
そんな「消息」の買取に伺った大磯町は神奈川県の中郡にある町です。
県の中央南部に位置する町で、温暖な気候で過ごしやすいことから古くから別荘地として栄えています。
明治20年代には東海道線や横須賀線が開設され、保養地として多くの著名人が邸宅や別荘を構えていきました。
吉田茂もそのなかの一人です。
ほかにも、伊藤博文、山縣有朋、西園寺公望、大隈重信、陸奥宗光、岩崎弥之助、安田善次郎といった政財界要人の別荘が立ち並んでいました。
現在では、旧大隈重信別邸・旧古河別邸と陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸の庭園は「明治記念大磯邸園」として整備されており、一部が公開されています。
吉田茂邸は、吉田茂の死後も日米首脳会談の会場となるなど、使われていましたが、2009年に火災によって全焼してしまいます。しかし、寄付金などによって再建し、大磯町郷土資料館として公開されており、吉田茂ゆかりの品が展示されています。
吉田茂について簡単にご紹介させていただきます。
吉田茂は日本の外交官であり、著名な政治家です。東久邇宮内閣や幣原内閣で外務大臣を務めたのち、内閣総理大臣に就任し、1946年5月22日から1947年5月24日、及び1948年10月15日から1954年12月10日まで在任しました。
内閣総理大臣在任期間は2616日になります。
戦後に内閣総理大臣を一旦退任した後で再登板した例は、吉田茂と安倍晋三の2人しかいません。
1878年に板垣退助の腹心であった竹内綱の五男として生まれました。
1906年に外交官および領事官試験に合格し、外務省に入省します。
太平洋戦争の前には開戦を阻止するため、ジョセフ・グルー米大使や東郷茂徳外相らと頻繁に面会しましたが、残念ながら、戦争ははじまってしまいました。
終戦後は、東久邇宮内閣の外務大臣に就任。その後、内閣総理大臣に就任します。
大日本帝国憲法下の天皇組閣大命による最後の首相であり、選挙を経ていない首相も吉田茂が最後です。
今回買取させていただいた吉田茂の直筆の手紙には、晩餐会に呼ばれた食事の内容について書かれていました。文面から察するに牛肉を気に入ったようで、戦後の食料難のなかで、牛肉などは高価な食事だったことをうかがわせる内容となっています。当時の文化風俗を知る貴重な資料とも言えるものです。
丁寧に査定させていただき、30,000円での買取となりました。
吉田茂に限らず、当時の文化人は付き合いも多く、手紙を書くことがよくありました。特に吉田茂は政治家であり、手紙の数自体は大量にあります。
そのため、今回の買取価格になりましたが、手紙自体に値段が付くことはそう多くありません。
誰もが知る著名な政治家であることから、骨董品として買取の対象となりました。
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今回の吉田茂の手紙のようなお品の買取もおこなっております。
しかし、前述した通り、手紙に値段が付くことは稀です。もしご自宅に著名人の手紙があり、処分を考えているという方は、まずはお電話にてお問い合わせください。
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今回は神奈川県大磯町での買取となりましたが、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、まずは一度ご相談ください。
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