川谷 尚亭
川谷尚亭(本名賢三郎)は明治19年高知県安芸郡川北村に生まれます。尾上柴舟、川村驥山、中村蘭台らが同時期の出生です。杉並区で30年以上硯、掛け軸などの買取、査定をしてます当社も今挙げた書家の作品を買取、査定をさせていただくことがよくあります。
次兄の廣次は日下部鳴鶴に師事しており書道に精通した一家だと思われます。その後川北村小学校教員となりますが己の書の下手さに奮起し鷲堂流を自力で研究します。書道に対する熱意からか近藤雪竹に師事し競書を出し「筆之友」の特待生となり比田井天来、丹羽海鶴にその才能を認められます。33歳にして上京し吉田苞竹、鈴木翠軒、田代秋鶴らと親交を深めます。この時代は豊道春海が「日本書道作振会」を結成したり、辻本史邑が「寧楽書道会」を結成したりで書道界も大変な活気を催してきておりました。そういった中関西書道会が設立され常任理事となりますがその2年後、上田桑鳩が「書道芸術社」を結成したその年に48歳で慢性気管支により逝去します。川谷尚亭の時代は厳格な師弟関係はなかったようですが門弟は多く、神融会を結成した炭山南木、千草会を興した田中塊堂、前衛書家の泰斗となった上田桑鳩、独立書人団を興し象書という新しいジャンルを切り開いた手島右卿、東京書道会を興し少字数書を発展させた松井如流など他にも金子鴎亭、津金霍仙、桑原翠邦など青山杉雨、西川寧らに匹敵する書家達が川谷尚亭の遺志を受け継いでいます。川谷尚亭は早逝したからこそ自身の書道に対する夢を引き渡すことができたのかもしれません。
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