書道本の買取/横須賀市/書籍
買取品目 | 書籍、本、折手本、拓本 |
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住所 | 神奈川県 |
書道買取専門の「すみのあと」です。本日は神奈川県横須賀市で書道の買取、査定に行ってきました。神奈川県横須賀市は三浦半島に位置し逗子市、横浜市、三浦市、三浦郡葉山町、千葉県富津市に接し30年以上硯、掛軸の査定、買取をしています当社も呼んでいただける地域でもあります。横須賀市は東京湾の入り口にあるため江戸時代から国防の拠点となりその後咸臨丸が浦賀港から出港し欧米文化を学びに行くなど海外への入り口ともなりました。また第二次世界大戦では大日本帝国海軍横須賀鎮守府を擁する軍港として栄えました。因みに鎮守府とは日本海軍を統括する機関で日本には横須賀、呉、佐世保、舞鶴があり2016年に日本遺産に登録されております。
そういった神奈川県横須賀市から査定、買取の対象となりました書道具は書籍(本)です。お持ちになっていた方とお会いでき、当時の硯、掛軸などを見せていただきながら先生との関係などを語っていただきました。先生との相性が良かったのか先生から頂いた色紙などが数多くありました。先生の揮毫された掛軸、色紙作品を日夜研究されていたのでしょう。お部屋の一番見栄えのあるとことに飾ってありました。こういった師弟関係というのは見ていて清々しさを感じます。多くの書道家は師匠について教わります。その関係性も日展などの展覧会を目指すために大物書道家に師事を受ける方から地元の書道教室やカルチャースクールなど様々な教わり方があります、バブル期などは習字、書道に関して通信講座もありました。多くの40代以上の人間なら知っている「日ペンの美子ちゃん」などもある意味では先生ですね。
画像の書籍は「董其昌」です。董其昌は明時代の文人です。「文人」とは聞きなれない用語ですが「学問を修め文章を能くする人」とか「文房の人」と称されております。また文人は「士大夫」でなければ文人を名乗れなかったため支配階級に多かったようです。日本の書道家、画家とは似ているようで全く違いますね。多くの文人のなかでも董其昌の革新的な画風は乾隆帝に愛され、日本でも富岡鉄斎らに影響を与え、現在の書道家にも大きな影響を与え続けております。ありがとうございました、次世代の書道家に繋いでいきたく思います。
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