水滴(急須)の買取 書道具 |滋賀県大津市
買取品目 | 中国美術 |
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住所 | 滋賀県大津市 |
買取方法 | 出張買取 |
買取価格 | ¥8,000 |
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今回は、滋賀県大津市にて、書道具の水滴(急須)の買取をさせていただきました。
大津市は滋賀県の南端に位置する市です。
滋賀県の県庁所在地です。県内で人口が最大の都市で、中核市に指定されています。
大津市に最初に人が住み始めたのは、縄文早期だと言われています。
その後、飛鳥時代に天智天皇が近江大津宮に遷都しました。それ以来、1350年以上の歴史を誇る古都で、戦時中に被災が少なかったこともあり、世界文化遺産の延暦寺、園城寺(三井寺)、日吉大社、石山寺など多くの寺社や文化財、名勝が存在する土地です。
全国的にも市町村単位での文化財保有件数は、京都市、奈良市に次いで全国3位で、古美術品・骨董品なども多く、よくお声がかかる地域です。
歴史的にも日本の中心となっていた土地で、織田信長や豊臣秀吉は、天下統一の戦いのなかで大津を重視しており、延暦寺の焼き討ちをはじめとした、さまざまな歴史的な出来事がありました。
1585年には、豊臣秀吉が、坂本にあった城を移して今の浜大津に大津城を築き、水運を開拓し、物資輸送の拠点として 「大津百艘船(おおつひゃくそうせん)」という組織を作りました。
大津百艘船は、大津から運び出される物資と人の輸送を独占する特権が与えられたことにより、琵琶湖水運の中心的役割を担うことになります。
江戸時代には、徳川家康が大津篭城戦で焼けた大津の町を、幕府直轄の港町・宿場町として復興させました。家康の側近として活躍した天海は、大津市内(坂本)に家康をまつる東照宮を建立しています。
古くから琵琶湖の水上交通の要であり、東海道・東山道・北陸道の要地、交流地域でもあることから、多くの人や品物が行きかう場所でもあり、京都・大阪に近いことから、衛星都市・ベッドタウンとしても栄えてきました。
そんな滋賀県大津市で買取させていただいたのが、水滴(急須)です。
水滴とは、書道具のひとつです。
硯(すずり)に入れるための水を入れておく容器で、小さな穴と注ぎ口があるのが特徴です。
現在は、何もしなくてもそのまま使用できる墨汁が売られており、すぐに手に入りますが、昔は硯に水を入れ、墨を磨って墨汁を作っていました。現在でも、本格的な書道では、固形の墨が使われています。
水滴の材質は、陶磁器が最も多く、金属製や石玉製の水滴もあります。また、様々な形があり、趣向を凝らしたものがたくさん作られています。
現在でも書道家の方や、趣味で書道を嗜む方の中には、骨董の水滴を使いたいという方も多く、またコンパクトでかわいらしい外観から、骨董としても大変人気があり、コレクターも数多くいるジャンルです。
今回買取させていただいた品物も、竹節をモチーフにした大変ユニークなお品です。
竹は特に中国で人気が高いモチーフでもあります。
成長が早くまっすぐ伸びる竹は、生命の象徴であるため、縁起物として手に入れたいと考える人が多いようです。
また、竹は日本でも、古くから人気のあるモチーフのひとつです。
竹のほかにも、いわゆる吉祥文様(縁起がいいとされる動植物や物品などのモチーフ)は人気が高くなります。なかでも松竹梅や四君子は、中国で人気があることから、高額買取になる可能性があります。
もし、ご自宅に、水滴をはじめとした書道具や古い工芸品などがある場合、何をモチーフにしているのか、確認してみてください。
もしかしたら高額買取の対象になるようなお品が眠っているかもしれません。
今回、査定させていただいた作品自体は、清朝期の作家の写しであることから作行での評価となりました。
丁寧に査定させていただき、ご納得いただいたうえでの買取となりました。
銀座古美術すみのあとでは、今回の水滴のような書道具をはじめとして、中国書画・中国美術など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。
業界実績は40年以上にもなり、お売り頂く作品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいております。
「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけています。
無料査定は1点から受け付けております。
品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。
今回は滋賀県大津市まで伺いましたが、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、まずは一度お問い合わせください。
訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。
遺品整理などで水滴がご自宅にあるという方、どのように取り扱えば良いのか困っているという方はいらっしゃいませんか。
せっかくご縁があってお手元にあるお品ですから、正確な価値を知っていただきたいと思います。
ぜひお気軽に、古美術すみのあとまでお問い合わせください。
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