木戸孝允(掛軸)の買取り(港区表参道)
買取品目 | 掛軸 |
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住所 | 東京都 |
買取方法 | 出張買取 |
買取価格 | ¥55,000 |
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書道具買取り専門の「すみのあと」です。本日は港区表参道で維新の十傑「木戸孝允」の掛軸の査定、買取りに行ってきました。港区の表参道駅は明治神宮の参道が由来で表参道駅を周辺として港区北青山、南青山から渋谷区神宮前までを含みます。時代の先端を代表する町のため路線バスにも「表参道ヒルズ」なる名前の駅もあります。一帯にはファッションブランドのお店が多いですが昔ながらの骨董、古美術店も多いです。
今回見せていただいた書道具は木戸孝允の三行書の掛軸です。所持されていた方は港区で掛軸、硯、墨などの書道具を中心に骨董の商売をされていましたが高齢になり終活をお考えになり売却先を探していたところありがたいことに当社をお呼びいただけました。
木戸孝允は天保4年山口県萩市に生まれます。少年時代は病弱でありながら吉田松陰に師事を受け「事をなすの才あり」と評されます。(その後何度も破門されますが笑)また剣術も強く神道無念流で免許皆伝を受けます、その後御前試合で坂本龍馬に惜敗します、木戸は生来病弱でここ一番の戦いでは負けてしまう精神性の弱さがありますね。それでもこのころは木戸孝允ではなく「剣豪」桂小五郎といったほうがわかりやすいでしょう。武人であった時期は掛軸作品はこのころあまり揮毫していなかったのではないでしょうか。
維新の三傑として明治維新政府に多大な貢献をしたころから木戸孝允としての掛軸作品が増えていったような気がします、出世した後は時間も余裕もあります、そこは現代社会と変わりがありません。その後長州征伐、薩長同盟の中心人物となり明治維新政府の立役者となります。話は反れますが薩長の逸話で好きな話がありまして、幕府が権威があった時代、薩長同盟は幕府がビビっていたイギリスに戦争を仕掛けますが惨敗しています。惨敗はしてますが幕府が逃げ腰だったイギリスに負けたことにより薩長は当時幕府以下の兵力しかありませんでしたが幕府に強気に出ます(幕府は逃げた相手に俺たちは勝負したという根性論)その後軍事訓練、海外の武器を購入するなどして最新の戦術を体得した大村益次郎率いる討幕軍が圧倒するのは周知の事実です。自分より格上に対しても引かない姿勢を「負ける」ことによって体得した逸話です。こういった逸話は現代でもわりとありそうな話で痛快です。
話が逸れましたが画像の三行書は真贋は置いておきますが雰囲気はいいですね。号も「松菊」銘で割とよく目にします。杉並区で30年以上買取り、査定をしていますが幕末の志士の掛軸、書、消息は大変人気がありますが写しが多いのも事実です。こういった古美術品は真贋が極めて難しい物ですがそれも含めて時代のある掛軸、書作品硯、墨などの書道具は大切に扱うべき古美術品ですね。歴史浪漫に触れる掛軸をありがとうございました。
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い)
参考文献 みなもと太郎著「風雲児たち」