硯・墨・掛け軸・書道家作品など

拓本高価買取

乾拓・湿拓・碑拓・墓誌拓・銘文拓・金石拓・銅器拓等の買取はお任せください。

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古美術商が集まる銀座
創業40年以上の信頼と実績

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専門知識を持つ美術商のみ加盟できる
東京美術倶楽部桃李会所属

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Google口コミ評価4.4

REASON 銀座書道具すみのあとが「拓本」を

拓本の高価買取なら創業40年以上の銀座書道具すみのあとにお任せください。
銀座書道具すみのあとでは創業以来、1万点以上の拓本の鑑定、買取を行ってきた実績があります。
また、東京美術倶楽部の交換会に所属している古美術商であるため、リサイクルショップと違って高価な硯の価値を見極めることができます。また、創業40年以上の実績があるため、多くの顧客、業者と精通しており、国内・国外のオークションでの販売実績もあります。そのため、販売ルートも非常に多く、高価買取が可能となっております。ご自宅に眠っている価値の分からない拓本がございましたら、お気軽にご相談ください。

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東京美術倶楽部交換会に所属

確かな価値を見極め高価買取

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販売ルートが豊富

海外オークションや美術館とも取引があり

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古美術商で賢い生前・遺品買取

価値あるものを見逃さず高価買取

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骨董・古美術商が集まる銀座で40年以上

経験を活かした高価買取

東京美術倶楽部とは

「東京美術倶楽部」とは、日本で最も権威のある古美術品の交換会を実施している美術商の団体です。書道具をはじめとする古美術、骨董品それぞれの分野のエキスパートが所属し、入会には厳しい審査があり、一定の信用や実績を持つ美術商のみが加盟できる団体です。

このような拓本でもご相談ください

  • イタミがある
  • 落丁がある
  • 汚れている

EXAMPLE

拓本(清朝期) 買取価格15万円

純化閣帖(昭和期) 買取価格1万円

雁塔聖教序 拓本(清朝期)買取価格5万円

POINT

拓本は、古代から続く貴重な記録媒体であり、石碑や金属器、仏像などに刻まれた文字や文様を紙に写し取ったものです。書道や金石学の資料として重宝されるだけでなく、歴史的価値や芸術性の高さから、現在ではコレクターや研究者の間で非常に高い評価を受けています。特に中国の清代以前の拓本や、希少な碑文、著名な書家による作品を写したものは、骨董市場でも高額で取引されることがあります。

しかし、一般の方にとっては、拓本がどのようなもので、どのように価値が決まるのか判断が難しいものです。「古い紙に墨の跡があるだけ」と見えるものの中にも、歴史的な名碑や廃絶された文字、失われた仏像の記録が眠っていることもあります。特に拓本の紙質や墨ののり具合、採拓者(拓手)の技術や署名の有無によって、買取価格には大きな差が生まれます。

当店では、古美術や書道資料に精通した専門鑑定士が在籍しており、拓本の書風、制作年代、採拓技術、保存状態などを総合的に評価いたします。一点一点丁寧に査定を行い、歴史的価値を正しく見極めたうえで、相場以上の価格をご提示できるよう努めております。また、仮に損傷があっても、希少性や内容によっては高額買取の可能性もございますので、あきらめる前にぜひご相談ください。

拓本は、学術資料であると同時に、美術品としての魅力も兼ね備えた文化遺産です。ご自宅に眠っている拓本が、思いがけない価値を持っているかもしれません。処分する前に、まずは専門店による無料査定をお試しください。丁寧な対応と確かな目利きで、あなたの大切な品物を正当に評価いたします。

01拓本とは?

拓本(たくほん)とは、石碑や銅像、仏像、鏡、器物などに刻まれた文字や模様を紙に写し取る技法およびその成果物を指します。中国で古くから発展したこの技術は、文字資料や美術品の記録保存、書道研究、考古学において極めて重要な役割を果たしてきました。日本にも奈良時代以降に伝来し、特に江戸時代以降の書道家や文人によって広く用いられました。

拓本の制作には、主に「乾拓(かんたく)」と「湿拓(しったく)」の2種類の技法があります。乾拓は、紙をそのまま対象物に押し当て、鉛筆や炭などで擦って模様を写し取る方法で、主に保存性の低い遺物に用いられます。一方、湿拓は紙を水で湿らせて対象物に密着させ、その上から墨を叩くように塗布して凹凸を鮮明に表現する方法です。湿拓は中国で伝統的に使われてきた方法で、より精緻で美しい拓本が得られることから、古来より多くの碑文や仏像の写しに用いられてきました。

拓本の対象となるものは多岐にわたり、石碑(碑拓)、青銅器(銅器拓)、仏像(仏像拓)、墓誌(ぼし拓)、古鏡などがあります。中でも中国の魏碑、唐碑、宋碑は書道的価値が高く、書家の手本としても重用されました。拓本を通じて、現存しない書の原典や消失した造形物の情報が現代に伝えられていることは、文化財保護の観点からも大きな意義があります。

また、拓本には「白拓(はくたく)」と「黒拓(こくたく)」という表現形式があります。白拓は、白地に黒い文字や模様が浮かび上がるもので、最も一般的です。黒拓は逆に黒地に白い文様が浮かぶ形式で、視認性を高めた特殊表現として用いられます。

拓本は単なる複写ではなく、対象物の凹凸や質感、墨の濃淡までも巧みに伝える、極めて高度な技術です。現在では、古美術品や学術資料として収集・研究の対象となっており、ときに非常に高い価値が付けられることもあります。拓本は、歴史と芸術の記録であり、古代の知恵と美意識が紙上に再現された文化財なのです。

02拓本を高く売る方法とは?

拓本を高く売るための方法 ~価値を見極め、適切に評価されるために~

拓本(たくほん)は、古代や中世の貴重な文字資料や図像を後世に伝える重要な技術です。書道や金石学、考古学、美術史に関わる分野において高く評価されており、近年ではコレクター市場でも再注目されています。特に中国の清代以前の名碑や仏像拓本、日本の古書院本、臨書資料などは、保存状態や内容によっては高額で取引されることもございます。ここでは、拓本を高く売却するために押さえておきたいポイントを詳しくご紹介いたします。


1. 拓本の価値を左右する要素を知る

拓本の買取価格は一見すると分かりづらいものですが、以下のような要素によって大きく左右されます。

① 拓本の対象と内容

どのような対象物から取られた拓本であるかは、価値を決定する重要なポイントです。たとえば、

  • 有名な石碑(例:『張遷碑』『石門頌』など)

  • 清代以前の銘文(特に北魏・唐代の碑文)

  • 仏像や銅器の銘文

  • 廃絶された書体や希少な仏像拓
    などは高く評価される傾向にあります。

② 拓本の採拓時期・制作者

誰が、いつ、どのように採った拓本であるかも重要です。清代には名拓手と呼ばれる職人たちが多数おり、彼らによるものは「名家拓」として重宝されます。また、日本においても明治から昭和初期にかけて収集された中国拓本には、文化的価値が認められるものが多くあります。

③ 拓本の技法と完成度

湿拓・乾拓の技法による違いや、墨ののり具合、紙の品質、文字の再現度などによって評価が分かれます。特に墨の打ち具合が的確で、文字の立体感がしっかり出ているものは価値が高まります。

④ 保存状態

シミ、カビ、虫食い、折れや破れなどのダメージが少ないほど評価が上がります。古い拓本であっても、適切に保管されていたものは高評価される可能性が高くなります。


2. 高価買取を狙うための具体的な方法

① 拓本の情報を整理しておく

売却を考える際には、まず手元の拓本についての情報をできる限り整理しておくことが大切です。以下の点を明らかにしておくと査定がスムーズに進みます。

  • 拓本の対象(どの石碑や器物か)

  • 制作年代(記載があれば)

  • 拓手名(署名がある場合)

  • 縦横の寸法と折り数(巻子か帖か)

  • 添付された解説書や由来書

情報が多ければ多いほど、鑑定士が内容を正しく評価しやすくなり、査定額が上がる可能性があります。

② 専門知識のある業者に依頼する

拓本は専門性の高いジャンルであるため、書道や古美術に精通した業者や鑑定士のいる買取店を選ぶことが重要です。リサイクルショップや一般的な古本店では、適正な評価を受けられない可能性がございます。以下のような業者が理想的です。

  • 書道具専門の古美術商

  • 金石文・書道資料に精通した骨董店

  • 中国美術を扱うギャラリー

  • オークションに実績のある業者

査定料無料や出張買取にも対応している店を選ぶと、安心して相談できます。

③ 複数の業者で査定を受ける

一社だけでなく、複数の専門業者に査定を依頼することで、相場観が明確になります。同じ品でも業者ごとに重視するポイントや顧客層が異なるため、買取額に差が出ることがあります。面倒であっても、比較することでより高値で売却できる可能性が高まります。

④ 保存と保管に注意する

売却前に保管状態を良好に保つことも大切です。以下の点に注意してください。

  • 湿気を避ける(カビやシミの防止)

  • 直射日光を避ける(紙焼けの防止)

  • 防虫対策(虫食いを防ぐ)

  • 折れや巻きぐせを防ぐため、適切な形状で保管

破損や汚損がある場合でも、無理に補修せず、専門家に相談するのが賢明です。


3. 売却タイミングと販路の選び方

① 市場の動向を知る

中国美術市場の動向や書道人気の高まりによって、拓本の価値も変動します。特に中国国内の買い手が注目している時期や、書道ブームがある時は高値になりやすい傾向があります。

② オークションの活用

希少な拓本の場合は、美術品オークションへの出品も一つの方法です。国内外の競り市では、書道家や学者、海外の愛好家が競り合うことで高値が付くこともあります。ただし、出品には審査や手数料が必要になるため、専門業者の仲介があると安心です。

③ コレクターへの直接販売

コレクター向けの美術展示会や即売会、古書市などでの販売も可能です。適切な文書付きで展示すれば、価値を理解する買い手と出会える可能性があります。


まとめ

拓本は、書道・金石学・考古学・美術の各分野にとって非常に価値の高い資料です。売却の際には、内容、技術、保存状態、由来などが重要な査定ポイントとなります。高価買取を実現するためには、信頼できる専門業者への査定依頼、複数見積もりの取得、そして丁寧な保管管理がカギとなります。ご自身の手元にある拓本がどのような価値を持つかを見極めるためにも、まずは専門家の目での無料査定を受けることをおすすめいたします。

03拓本の査定は専門業者に

書道具買取専門すみのあとでは書道具を専門に扱っている数少ない業者です。査定の金額ももちろんですが最も大事な点は書道家の方が自身の作品の伴侶ともされた大切な書道具を次世代の方につなぐ役割だと思っております。多くのご遺族の方、書道家の方から「書道具に詳しい人に来てもらえてよかった」と有難いお言葉をいただいております。当社は全国の書道家の方が愛し続けた書道具を誠意をもって査定させていただいております。ご自宅に眠っている価値の分からない書道具がございましたらお電話でもメール、ラインでもお気軽にご相談ください。

HISTORY

拓本の歴史 ~記録と保存のための文化技術~

拓本(たくほん)とは、石碑や青銅器、仏像などに刻まれた文字や図像を紙に写し取る技法であり、またその成果物を指す言葉でもあります。この技術は、単なる模写ではなく、古代の記録を後世に正確に伝えるための重要な手段として、中国において発展し、日本をはじめとする東アジア諸国にも受け継がれてまいりました。拓本は、歴史資料・書道資料・美術品としても高い評価を受けており、今日でもその価値は衰えておりません。ここでは、拓本の発展の歴史を古代から現代まで時代ごとにご紹介いたします。


1. 拓本の起源と初期の発展(前漢~後漢)

拓本の起源は中国の漢代(前漢~後漢)に遡ります。当初は石碑に刻まれた文字を記録・保存するための方法として誕生し、特に儒教経典や官吏の功績を記した碑文を写す目的で利用されました。紀元1世紀ごろには、すでに石碑から文字を写し取る技術が確立されていたと考えられています。

この時代における拓本は、文化や政治の記録手段として国家的に重要視されており、官製の石碑が盛んに建てられると同時に、それらを写した拓本も残されるようになりました。後漢の『熹平石経』(きへいせっけい)は、儒教経典を石に刻んだ大規模な例であり、これに対する拓本も広く流通したと伝えられています。


2. 拓本技術の成熟(魏晋南北朝~唐代)

魏晋南北朝時代(3世紀~6世紀)には、石碑文化とともに拓本技術もさらに発展しました。この時代の碑文は「魏碑」「北碑」などと呼ばれ、書道的にも独特の魅力を持っており、後世の書家たちによって臨書手本として珍重されるようになります。

唐代(618年~907年)になると、国家による文化政策の一環として、重要な碑文の保存と複製のために拓本が制度化されるようになります。特に玄宗皇帝の時代には、宮廷に「書道局」が設けられ、歴代の名碑を集めてその拓本を製作・保存する活動が活発に行われました。

この時代には、拓本を「収蔵」するという考え方が生まれ、収集家や学者の間で拓本が研究対象・収集対象として認識されるようになります。代表的な碑としては『九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんのめい)』『雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)』などがあり、これらの拓本は書道芸術としても極めて高く評価されています。


3. 宋代の金石学と拓本の黄金期

宋代(960年~1279年)になると、金石学(きんせきがく)という学問が興隆し、古代の碑文や器物の銘文を研究する文化が広まりました。金石学は、書物に記されていない歴史情報を石碑や青銅器などから得ようとする学問であり、拓本はその基本資料として欠かせないものとなります。

この時代には、個人の蔵書家や学者が自ら碑文を訪れて拓本を採取し、それを印刷物として出版・交換する文化が形成されました。また、拓本の保存方法も確立し、巻子(かんす)や冊子形式での保管が一般化しました。

宋代はまた、拓本の芸術性も重視された時代であり、単なる資料を超えて、墨ののせ方、紙質、刷りの精度などが作品として評価されるようになります。この文化はその後の時代に受け継がれ、中国拓本の黄金時代の礎となりました。


4. 明・清代の発展と日本への影響

明代(1368年~1644年)から清代(1644年~1912年)にかけて、拓本はますます発展し、書道や古典学、金石研究の分野で重視されました。清代には、著名な金石学者や拓本家(拓手)が多数現れ、非常に高精度の拓本が制作されました。中でも丁輔之(ていほし)・陳介祺(ちんかいき)などの名手は、現在でも名拓として称賛される作品を残しています。

またこの時代には、拓本の分類や整理が学術的に行われるようになり、文人や収集家の間では名碑の拓本を収集し、競って見せ合う風潮も広がりました。拓本そのものが美術品・コレクション品として高い地位を得るようになります。

一方で、日本では奈良時代から中国文化の影響を受けて拓本技術が伝えられており、特に江戸時代以降、書道家や儒学者の間で中国の碑文拓本を入手し臨書することが一般的になっていきます。明治時代には日本の学者たちが中国各地を訪れて拓本を持ち帰り、多くの貴重な碑文資料が日本国内の大学や図書館、博物館に収蔵されるようになりました。


5. 近現代における拓本の役割と価値

20世紀以降、拓本は書道や歴史学、考古学の研究資料として世界中の学術機関で利用されるようになりました。現地の文化財が風化・破損しても、過去に採られた拓本によってその情報が保存されていることが多く、記録保存の手段としての意義がますます高まっています。

また、現代の中国や日本では、古典書道を学ぶ人々にとって、拓本は臨書の手本として最も信頼される資料であり、美術市場においても人気があります。特に清代以前の優れた拓本や、拓手の名が明らかな作品は、収集家の間で高値で取引されることも珍しくありません。


おわりに

拓本は、古代から現代まで2000年以上にわたって続く記録技術であり、文字文化・芸術文化・歴史研究の基盤を支えてきた存在です。その発展の背景には、単なる複写を超えた、文化遺産としての自覚と芸術性の追求がありました。現代においても、拓本は書道や古典文化を愛する人々にとって、かけがえのない財産であり続けています。

PREPARE

買取の際、ご希望のお品物とご本人様が確認できる書類のご準備をお願いします。下記いずれか1つご用意いただければ大丈夫です。買取対象外のものは査定できない可能性がございますのでご注意ください。

ご本人確認書類

運転免許証
運転免許証
運転経歴証明書
運転経歴証明書
健康保険証または国民健康保険証
健康保険証または
国民健康保険証
住民基本台帳カード
住民基本台帳カード
パスポート
パスポート
特別永住者証明書
特別永住者証明書
マイナンバーカード
マイナンバーカード

2020年2月4日以降に発行されたパスポートは、身分証明書としては認められなくなりました。

在留カードは、令和3年10月1日より消費税法改正に伴い、本人確認書類としてご利用いただけなくなりました。

200万円を超えるお取引の際は健康保険証に加え、発行日から3ヶ月以内の公共料金領収書(請求書)又は住民票が必要です。

18歳未満のお客様の場合は買取いたしません。

18歳・19歳のお客様の場合、同意書又は委任状が必要になります。

第三者から依頼を受けて売却する際に200万円を超える取引の場合は、ご本人様確認の書類に加えて委任状が必要になります。

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