金子鴎亭
金子鴎亭(金子鷗亭とも表記)は明治39年北海道松前郡小島村に生まれます。尋常小学校時代に教師から書の才能を認められ自信を持ちます、その後10代にして日下部鳴鶴らの書道関係の書籍を買い求め、桑原翠邦、三宅半有、鳥森忠義、尾形唯勝らと知己になります。
鉄道員をしながら田代秋鶴、鈴木翠軒、松本芳翠らの書道作品を鑑賞し続け川谷尚亭の作品を目指すようになり、比田井天来に師事します、31歳で大日本書道院展で特別賞を受けます。金子鴎亭は40歳を過ぎたあたりからも旺盛な交友関係は続き中野越南を訪問し、映画監督溝口健二や黒澤明の依頼により「赤線地帯」「蜘蛛巣城」のタイトルを揮毫します。50歳を過ぎて青山杉雨、豊道春海、西川寧らと初めて中国に渡ります。その後草野心平、室生犀星、金子光晴、三好達治らと銀座松屋で現代詩書展を開催します。社団法人創玄書道会を設立し文部省に認可されます。近代詩文と書道の発展に尽力し続け95歳で逝去します、大変交遊関係の広い書道家ですね。勲三等旭日中綬章受賞、文化勲章、新宿区名誉区民、松前町に金子鴎亭の銅像まで建立されています。
弟子の矢田桂雪によればどのようなときでも金子鴎亭は「慈愛に満ち溢れた話しぶり」だったようです、大変人間としての器が大きかったのか交友関係が書壇だけでなく詩人、歌人から果ては映画監督と多岐に渡っています、それだけの人徳がなければ、また書道家としての実力がなければ交友できなかった一流の詩人、映画監督です。
杉並区で30年以上買取、査定をしていますが金子鴎亭の掛け軸、色紙作品は存外目にします。それだけ多数の交友関係があり多くの書道家に自身の書道作品を贈与していた結果ではないでしょうか?金子鴎亭自身も古美術品としての硯、墨、印材などの書道具も所持されていたようです。ですがそれは贈与しても歯牙にもかけない人格だったのかもしれません。物や名誉よりも人間関係が前提に来ており、その目指すところは書道が書壇の中だけに囚われている現状を打破したかった!という一点に限られているのではないでしょうか。金子鴎亭は今後の書道の展望について以下のように語っております。
「これからの書は書技のみにとらわれず、美術全般に目を配り、もっと言えば自然界までも取り入れることによって大衆の中に生き感動を与えることができる」
一流同士が業界を越境し共鳴しあうことによってより高次元の「美」に到達できるという、おおいなる野心を抱いていた書道家かもしれません。哲学的ですね、素敵な書道家です。
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参考文献 金子鴎亭 近代詩文書作家協会