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主な買取作家

柳田泰雲

柳田泰雲は明治35年東京都中央区に生れます。同世代の書家は大石隆子、手島右卿、西川寧、金子鴎亭、青山杉雨らがいます。杉並区で30年以上硯、掛軸などの買取り、査定をしています当社もこういった書家のお弟子さんから呼んでいただくことがよくあります。柳田泰雲は書道一家で江戸末期の儒者で書家でもあった正斎、大正書壇で活躍した泰麓と三代続く書家のサラブレッドです。当然教育はスパルタ式で幼少期から大学の楷書を毎日千字書いていたそうです。書道の鬼の一家に生まれた以上書家としての人生は決定されていたのかもしれません。この研鑽から柳田泰雲の「書は楷書に始まり、楷書に終わる」という格言が生まれました。青年期には西洋美術に憧れ洋画家を志した時期もありましたが昭和2年には日本書道作振会展で最高賞を受賞します。その後東方書道会を結成しますが戦争により中断します。

戦後は書壇再興の中心となり日展改革、読売書法展設立、現代書道二十人展の企画、立案、泰麓書道会を学書院と改め後進の教育に邁進しました。海外でも評価され特に日中友好の証として山東省泰山玉皇頂に「国泰民安」の石碑を制作しました。その後もパリで個展を開催し紺紙金泥の作品などに挑戦を続け広州、上海で展覧会を開催した平成2年に89歳で逝去します。柳田泰雲の掛け軸、色紙作品は存外目にします、買取り、査定も多くあります。それだけ人気書家であったということです、また楷書を学びたい書家にとっては神様のような存在なのかもしれません。幼少のころに修業した楷書を基本とした隷書、行書、草書、篆書の豊饒な書風は現在でも書壇に影響を与え続けています。

 

書道買取り専門「すみのあと」では柳田泰雲の作品(掛け軸、額、色紙)の買取を強化しております。

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