松井如流
松井如流(郁次郎)は明治33年秋田県平鹿郡横手町(現在は市)に生まれます。杉並区で30年以上買い取り、査定をしています当社も全国出張を承りますので秋田県に伺うこともあります。特に秋田市は人口も多く古い書道具、掛軸などがあり買い取り、査定の仕事を頂けますことは幸いです。そんな秋田県出身の松井如流は日下部鳴鶴の弟子である吉田苞竹に師事し比田井天来の書を学び続けます。歌人でもある橋田東聲にも師事し様々な方面から書家として書道を研究します。32歳の時、東方書道会展に書家として出展します。その後書道会の前衛であった上田鳩桑、手島右卿らと共闘し、やがては西川寧、青山杉雨らにも認められ、西川寧主催の「書品」に編集を任されます。70歳を過ぎて大東文化大学名誉教授になり日展の理事になります。
その後血栓を患いリハビリを続けながら書家として精進を続け古希記念で「篤学楽古」という自身の書家人生を表出する作品を制作します。「古」を楽しむ境地にいつかたどり着きたいと個人的にも思いますが・・・その後勲三等瑞宝章という栄誉ある勲章を受章し89歳で逝去します。松井如流は人気書家で掛軸作品、色紙などよく査定、買い取りでお呼びいただきます、硯、掛軸を大事に扱っている書家は自身の憧れの書家の掛軸を所持していることが多いです、そういったお宅から松井如流の掛軸作品はよく目にします。それだけ人気書家だったのでしょう。松井如流の掛軸を始めとした書作品は伸びやかな作風が多く見ていて気持のいいものです、書家だけでなく歌人、詩人にも愛され、小説家川端康成は松井如流の書を以下のように評しています。
「おそらく松井如流氏は書家としての学識が深く、視野が広く、感性が豊かな人なんであろうと思う。それが書にもあらはれている」
秋田県の貧しい農家から身一つで東京に出て大成した書家です。苦労も相当あったはずですが、そういった試練を乗り越えたからこそ「古」を楽しむ余裕を感じる書作品が多いのかもしれないです。
書道具買い取り専門「すみのあと」では松井如流の作品(掛軸、色紙、手本)の買い取りを強化しております。
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住所 東京都杉並区荻窪5-16-15 井上ビル2F
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参考文献 「松井如流作品集」